もうすぐクリスマス!サンタさんの存在はいつまで子供に黙っておく??

1.サンタさん!今年は何をプレゼントしてくれるかな!

クリスマスが近づくと、子供たちは思い思いにサンタさんに何をお願いしようかと考えます。

小学校入学前の子供はほとんどがその存在を信じていて、皆その日を楽しみに待っているのですが、段々と親などが寝ている間にこっそりとプレゼントを置いてくれていることに気付き始める子が出てきます。

ですから、自然に気付くのを待つ家庭がとても多いのですが、やはり兄弟がいる場合には下の子は上の子から知らされて早めに知ってしまうことが多いようです。

上の兄弟から聞いた子は他の子たちにそれを教えることで段々とサンタさんを信じる割合が少なくなっていき、小学校中学年ではほとんど信じている子がいません。
これは自然な流れであり、わざわざ誰かが教えたわけではありませんので、子供の方もスムーズに受け入れられることが多いようです。

サンタさんからのプレゼント

中にはずっと本当にサンタさんがいると信じて10才以上になってしまうこともありますが、その場合は親はいつ本当のことを知らせるべきなのかに悩みます。

信じている段階で無理に現実を知らせるようなことをすれば夢を壊してしまうのではないかという心配もありますし、いつまでも信じていると学校のお友達にばかにされてしまうのではないかという不安もあります。

2.周りからバカにされたりいじめられたりしないか?という問題がある

無邪気な心を失わずにずっと信じているというのはほほえましい光景ではありますが、親からするとやきもきすることもあるようです。

いつまで黙っておいても良いのかと考えた場合、重要になるのが周りから浮いていないか・ばかにされていじめにあうようなことはないかという点であり、特に心配するようなことはなくて周りも温かく見守ってくれているのならそのままで少し待っていても大丈夫かもしれません。

本人も薄々は気付いていても信じていたいという心理が働いている可能性もありますので、頭ごなしに否定するようなことだけはしてはいけませんし、この場合は過度な演出は控えた方が良いでしょう。

小学校高学年になると大体の子供は本当はサンタさんが保護者であることに気付いているのに、気付かないふりをしている可能性も十分にあります。
ですから、あえて言う必要はないかもしれません。

もしその時点で気付いていないようであればかなり純粋な子だと言えますが、最近は様々な方法で情報が入ってきますのでほとんどないケースだと考えるのが妥当です。

3.自然に小学校に入った頃には気付いている?

子供が気付いていても信じているふりをしていることを知っていて、あえてそのふりにつきあうご家庭もあります。

その場合はずっと保護者側から言うことはありませんし、気が付いたら真実を受け入れていたというパターンですので、かなりスムーズにこの問題を終わらせることができます。

最近の子は非常に賢いので多くの場合には小学校に入ってからすぐに気付きますし、早い子なら入学前の時点で薄々感づいていることもあるようです。
ですから、保護者がいつサンタさんの存在を言うべきかという問題で悩むことはありません。

それはそれでさびしい気もしますが、気付いていないのではないかと感じている家ではクリスマス頃になると今年はどうしようと悩みますので、早めに知っておいてくれると助かるという気持ちもあります。

結論としては、ほとんどの子供は自然に小学校に入った頃には気付いていますので、あえて伝える必要はありませんが、残りの気付いていないケースであってもまだ10歳前くらいなら言う必要はなく、周りからの情報で自然に知るのを待つという姿勢で問題ありません。

それ以降になれば大体は信じているふりをしているケースばかりですので、それに付き合うかどうかはそれぞれの家庭で決めることであり、その時点で気付いていないケースだけ伝えるのがベターです。